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美容室経営失敗の原因はこれ!


美容室経営で失敗しないために、今回は美容室経営の失敗原因についてみていきましょう。

↓こちらの資料を参考にしています。
厚生労働省 資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000453597.pdf

この記事の内容

美容室経営問題点ランキング

厚生労働省の資料に基づきます。
経営上の問題点に関する調査(複数回答)

1位 客数の減少 79.9%

美容室は年々増加しており競争が激化しています。人口が減っている日本で美容室の数が増えているため、結果として一店舗あたりの客数も減っています。
客数が減ると客単価が上がらない限りは売上も落ちます。そのため、客数の減少は美容室にとってはかなり重要な経営上の問題になっています。

美容室が増える原因は、参入障壁の低さと美容師の報酬の低さにあります。美容師は労働時間がながい割に給与が低い傾向にあります。そのため独立して報酬を増やしたいと考えている美容師が多くいます。また、政策金融公庫など資金調達ができる環境が整っており、参入障壁は低い状態にあります。

美容師としての腕前は一流なものの、経営に関しては素人の美容室経営者も多く集客ができていないことから顧客の減少が問題になっていると考えられます。

2位 店舗設備の老朽化 35.2%

長年やっている美容室だと店舗や設備の老朽化が問題になってきます。売上が上がり利益が出ていれば設備投資による店舗や設備の買い替えが可能ですが、利益が出ていない美容室は設備投資ができない財務状態であることがこの問題の原因と考えられます。

3位 客単価の減少 26.8%

客単価の減少の原因としては、客数減少による値引きが考えられます。

ホットペッパーなどの美容室掲載サイトもクーポンという形で値引きしています。集客できないので、ホットペッパーに掲載してクーポン発行して客単価減少という流れで客単価の現象が起こっています。この場合、ホットペッパーへの掲載料も発生するためさらに美容室への負担が増えます。

美容室経営で失敗しないために

美容室経営で失敗しないためには、美容室経営というものをきちんと理解して経営を行う必要があります。

美容室経営を理解する方法としては、本で学ぶことがオススメです。
なぜ、本かというと美容室経営についての内容が体系的にまとまっているからです。いろんな美容室をみてきましたが、きちんと経営されている店舗もあればきちんと経営されていない店舗もありました。特に、きちんと経営されていない店舗については一般的な美容室経営の本に書かれていることができていないと見受けられました。本を読んでいない、または、本に書いてあることを実践していないことが原因にあると考えられます。美容室経営の本に書いてあることが全てではないにしても、美容室経営が上手くいっていない以上美容室経営の本をそのまま実践する必要があると考えられます。実践しながら得た学びからさらにステップアップした経営に変えることでさらなる美容室の成長に繋がります。まだ、美容室経営の本を読んだことがない方は数千円で購入できますのでぜひ読んでみてください。