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美容室経営はこの流れで行うべし!


美容室経営の記事をいくつか書いていますが、実際にどうやって美容室経営をやっていけば良いかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、美容室経営の流れについて書いていきます。
すでに開業されている方を対象とした記事になります。

美容室経営の流れ

美容室経営でまず、重要なのは売上をあげることです。
売上をあげるためには「集客」が重要です。
では、どういった集客をすれば良いのでしょうか?

それは、「効率的な集客」です。
経営は、収入と支出の足し引きによって行われます。収入を増やすことも重要ですが無駄な経費を減らすことも重要です。まずは、集客で無駄な経費を使っていないかチェックします。

美容室では、多くの集客手段が用いられています。掲載サイトやホームページ、SNS、ビラ、立て看板など、まずはこれらからどのくらい集客できているのかをチェックしましょう。

新規の予約が入った場合、アンケートや会話の中で必ず美容室を知った媒体を聞いてデータを取りましょう。SNSで知ったのか、掲載サイトで知ったのかです。これで、どの媒体からどのくらい集客できているのかを知ることができます。

このデータが取れたら次は、費用対効果の算出です。各媒体に使われている費用を計算します。(SNSなど美容師が行う作業は、かかっている時間と時給で換算します。)各集客手段で新規予約一件あたりの費用はいくらだったでしょうか。

この計算ができれば、どの集客手段が一番安く集客できているかが分かります。

この時点で効率が悪い集客手段をやめて、効率が良い集客手段に注力したらいいと考えがちですが、もう一つ重要なことがあります。

それは、「リピート率」です。なぜリピート率が重要かというと、既存顧客を増やすことが経営にとってとても重要だからです。

なぜ、既存顧客を増やすことが重要かというと、1来店あたりの集客費用が安く済むからです。1対5の法則と呼ばれるものがあります。これは、既存顧客の集客費用に比べて新規顧客集客の費用は5倍になるという法則です。既存顧客を増やすことで少ない集客費用でたくさんの客数を実現できるのです。

例えば、3ヶ月に1回のペースでずっと通い続けてくれているお客様の集客コストってほぼ0ですよね。逆に、掲載サイトで月何万円も払って5名しか来店しなかったら1人あたりの集客コストは数千円または数万円になります。美容室経営としてはずっと通い続けてくれている人を増やしたほうが集客の費用がかからないので良いですよね。だから、既存顧客を増やすべきなのです。

では、集客手段を選ぶ時には、このリピート率も気にした方が良さそうですね。今度は、集客手段ごとのリピート率を集計してみましょう。

そうすると、掲載サイトよりもSNSやホームページから来店いただいているお客様の方が、リピート率が良いはずです。その理由は、掲載サイトの場合新規顧客向けのクーポン狙いのお客様が一定数いらっしゃるからです。一方、SNSやホームページを見て来店される方は、価格以外の部分に価値を感じていらっしゃっている場合も多いです。だから、掲載サイトよりも他の集客手段の方がリピート率が良いのです。

例えば、リピートしないお客様を1人あたり500円で集客できている集客手段よりも、リピートするお客様を1人あたり1000円で集客できている集客手段の方が良いです。その理由は、リピート客が3回来店してくれたら1来店あたりの集客コストは333円になり、リピートしないお客様が来る集客手段よりも安くなるからです。

このように、短期で見れば安く集客できている集客手段が、長期で見ると高くついている場合もあります。集客手段を選ぶ場合は長期的な視点で見るようにしましょう。

参考サイト↓
LISKUL リピート率とは?計算方法からリピート率を上げる施策まで徹底解説
https://liskul.com/repeat-rate-33819

LANDGATHER リピート率の計算とリピーター率の計算方法を簡単に違いを把握する
https://landgather.com/repeat

まとめ

美容室経営で最も重要な集客という観点から、今回は、集客手段の費用対効果を分析することで、効率的に集客する方法をご紹介しました。

新規顧客獲得という一つのワードでも、リピートするかしないかで大きくその費用対効果は異なってきます。

ぜひ、今回紹介した内容を実践してみてください。

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