美容室はブランド化(ブランディング)して集客しよう

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美容室は、バックや服と同じようにブランド性がある業種です。
ブランドを育てていく活動をブランディングと呼びます。
ぜひブランディングして美容室の集客に苦労しないようにしてきましよう。

美容室はブランド化(ブランディング)して集客しよう

まずブランドとは、その商品やサービスを他と区別するための名称、名称、言葉、記号、シンボル、デザインのことです。

このブランドを確立すると、以下のような点で効果を発揮します。

  • 価格競争に巻き込まれなくなる
  • 広告費を削減できる
  • 優秀な人材が採用できるようになる

ブランディングとは?

ブランドを作るためのあらゆる活動のことをブランディングと言います。

ブランドとは、他の商品から区別される一連の要素のことです。商品デザインやシンボルマーク、商標。名称、キャッチフレーズなど、様々な要素が組み合わさってブランドを形成しています。このブランドを育てていくこと、つまり商品ブランドを消費者に認知させ他の似た商品と区別されるようにするのがブランディングです。

美容室の場合は、店がブランドとして扱われる場合もあれば、美容師をブランドとして扱うこともできます。

ブランディングの成功事例

もちろん美容室に応用が効く事例です。

フェラーリのブランディング

フェラーリといえばF1でよく見るイタリアの高級車メーカーです。

フェラーリのすごいところ、それはこれまで一度も広告を出したことがないことです。日本の自動車メーカーは多額の費用を使い広告を出しています。これって美容業界に似てませんか?

※販売代理店が自腹で広告を出すことはあるそうです。

広告費用をかなり使っているところとあまり広告にお金を使わずに集客できるところがありますが、この違いはなんなのでしょうか。

フェラーリが広告を出さずに集客できている理由を見つけました。

>東洋経済オンライン フェラーリが、客にあえて1台少なく売る理由
ゲーム理論が教えてくれる付加価値の本質
https://toyokeizai.net/articles/-/307825

それは提供数をあえて少なくしていることです。例として月に何台の発注があるか予想しその予想よりも少なく作るようにしたのです。
これって売り逃がしをして一見機会損失を出しているように見えるのですが、ブランディングとしての効果は抜群でした。

顧客が買わせてもらえますか?と言う状態になったのです。
一般的な企業は、企業から消費者に買ってくださいと頼みますよね?でも、フェラーリは立場が逆になっているのです。

販売数を求めていないので値引は必要ありません。
また、不特定多数の人に宣伝や販促が不要になったのです。

結果として、F1のスーパーカーとしての性能を別にして、日本車やドイツ車に性能や信頼性が劣るフェラーリ車の方が高い値段で売れるようになりました。

また、先ほどの記事の中には、手作りアクセサリーをネット販売している方の事例が出てきます。

この失敗例が美容室の多くが陥っている状態に似ていました。

この方は、ネット販売をしていて売り切れ寸前になるほどに売れている状態でした。ですが、売り切れを出さないように徹夜で生産してるんです。
しかし、毎回多く作り過ぎて在庫が残ってしまい、この在庫をたまに在庫一掃セールとして半額で売っていました。
すると、消費者はこの在庫一掃セールを狙うようになってセール外の期間に商品が売れなくなりました。

これを美容室に置き換えると、
ホットペッパーを利用しているサイトは常にクーポンを出している(値引き)している状態です。こんな状態では美容室にクーポンを使ってしか来なくなるのは当たり前ですよね。結果として美容室の利益率は下がってしまいます。

フェラーリの例に学ぶのであれば、予約がたくさん入った時にもあえて予約数を制限するのです。

すると、集客は十分できているので常に予約で一杯になります。
すると、予約がたくさん入っている = 繁盛している店という印象が消費者に残ります。

すると、1ヶ月先まで予約で一杯という状況ができるのです。
もちろん、サービス内容が競合店に比べて極端に悪くないことが必要ですが。

もし、予約を断れる余裕がないくらい集客できていないのであれば広告を出してみるのもありです。
Google広告や、Google Mapの広告、Facebook広告、LINE広告などオンライン広告の媒体ってたくさんあります。

これらを活用することでお客様に店を知ってもらい問い合わせ数を増やす。そのうえで、1日の客数上限を決めてあえて予約を断るようにすれば、フェラーリと同じお客様から買わせてくれと言ってくれる店ができます。

ホームページの質も重要ですので、ホームページは制作会社に依頼するのが良いでしょう。

ブランディングは左脳と右脳で魅了させること

左脳は、論理的思考する脳、
右脳は、直感や感情の脳だと言われています。

機能的価値と情緒的価値

機能的価値

機能的価値とは、数値化できる価値のことです。
PCを例にするとCPUの性能や、メモリの容量、ハードディスクの容量など誰が見ても同じ判断ができるものが機能的価値に当てはまります。

美容室の場合はカット後の髪型や、カラーした後の色合い、ツヤ感などがこの機能的価値にあたります。

これは、左脳が働く部分です。
左脳への働きかけは、論理的な説得や権威利用が有効とされています。

この機能的価値の訴求に関しては、美容師の方はほとんどされているのではないでしょうか。

情緒的価値

情緒的価値とは、信頼や共感などふわっとした消費者が抱いている価値のことです。

出身地が同じ出会ったり、誕生日が近かったりすると、その方に対して親近感を抱きませんか?これが情緒的価値です。

美容室のスタッフ紹介で血液型や好きな食べ物、誕生日、趣味など、なんで仕事と関係ないことを書いてるんだろう?って疑問に思ったことはありませんか?
その答えがこの情緒的価値を生み出すためだったのです。

美容室は、年々増え続けておりどの店も同じようなサービスや値段になっており、消費者にとってはどの店も同じ価値しか感じなくなっています。

ここで力を入れるべきなのが、情緒的価値です。
機能的価値では、競合店と差がつかなくても、情緒的価値をプラスすれば他店に勝てるようになります。

何をすれば良いかというと、
消費者が見るSNSに休日の過ごし方や日常のできごとを書けば良いのです。
SNSを見てくれたお客様は、施術中の話ネタとしてもSNSで見た内容が使えるので、話ネタがなくなることもありません。

施術後の写真をアップするのも必要ですが、たまには日常の内容を投稿することでお客様により親近感を持っていただけるのではないでしょうか。

親近感を持ってもらえれば、きっとお客様は美容室(美容院)のリピーターになってくれると思います。

まとめ

ブランドとは他店と違うと認識されることです。
他店と同じことをするのではなく、他店と違うことをしてブランディングをしていきましょう。