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美容室が求人サイトを使わずに美容師採用する方法


美容室経営の課題、それは求人・採用です。

美容師求人サイトは複数ありますが、採用コストがかなりかかってしまいます。
個人美容室や小規模美容室にはこの採用コストは痛いですよね。
なるべくならコストをかけずに美容師さんを採用したい!

今回は求人サイトを使わずにできるだけ安く美容師採用する方法をご紹介します!

この記事の内容

Webを使った美容室求人・採用方法

まず、1つ目がWeb(インターネット)を使った求人・採用方法です。
もちろんここでは求人サイトは使いません。

今や、インターネットで採用するのは当たり前の時代です。
逆にインターネットなしではなかなか採用活動をするのが難しいのではないでしょうか?

今ではSNSを使った転職も多く見受けられます。#ツイッター転職というハッシュダグをたまに見るようになりました。

ツイッターやホームページから採用できたら無料採用ということになります。かなりお得です。
お金をかけずとも、求人・採用する方法はあります。

ホームページに採用ページを設ける

ホームページに採用ページを設けることは必ずやっておいた方が良いでしょう。
理由としては、教育システムや労働条件などの情報揃っていないと美容師が応募してくれないからです。情報がないと不安というのが求職者の心情です。
求職者にとって知らない美容室に入るのはなかなか不安なことです。不安を取り除けるようにスタッフの写真や美容室で開催したイベントなどを掲載すると不安が和らぎます。

知り合いの先輩から話を聞いて入りたいと思ったなど事前情報があったり紹介者がいる場合は別ですが、それ以外のケースだと情報不足でなかなか応募しづらい状況になります。

そのため、ホームページに内容が充実した採用ページは作っておきたいところです。

また、このあと紹介するSNSを利用した求人・採用方法についても、SNSからホームページの採用ページへの流入によって応募につなげようとしているためホームページの採用ページが必要になります。

良い人材を採用したいのであれば、ブランディングされたホームページを作る必要があると思います。

「地域名+美容師募集」や「地域名+美容師求人」で検索上位に表示する

おそらくほとんどの場合、美容室へ転職・就職したい時には美容師さんは検索するのではないでしょうか。
検索した時に、「地域名+美容師募集」や「地域名+美容師求人」などで、上位にあれば見つけやすいですよね。
そのため、ホームページの採用ページが「地域名+美容師募集」で上位に来るように調整しておけば美容師さんからの応募につながりやすくなります。

美容室ホームページのトップページに美容師募集のバーナーを貼る

美容室ホームページにアクセスして見やすい場所に「美容師募集」と書かれていたらひと目で美容師を募集していることがわかります。

美容師の方がある地域に引っ越して来て就職先を探すときにまず見るのがホームページだと思います。
各美容室のホームページにアクセスして採用情報がないか探します。採用情報を各ホームページで探している時、「美容師募集」と見やすい場所に書かれていれば応募できますよね。

美容室ホームページのトップページに「美容室募集」のバーナーを貼るのはかなりおすすめです。

Twitterで「#美容室募集」というハッシュタグを含めてツイート

美容室でTwitterを運用しているのであれば、毎回の投稿に「#美容室募集」「#美容室募集中」というハッシュタグをつけることで応募につながる可能性があります。

ハッシュタグ「#美容室募集」で検索される可能性は低いですが、投稿に含まれる「#美容室募集」というハッシュタグを見てこの美容室は求人していると見た人が分かります。さらに詳しい情報がないかや連絡先を知るために美容室のホームページにアクセスします。採用ページがあれば採用ページを見て応募という流れです。

ツイッタープロフィールに「#美容師募集中」と記載する

ツイッターのプロフィールに「#美容師募集中」と記載すれば、プロフィールを見た人に美容師を募集していると伝えることができます。

ツイッタープロフィールが140文字までなので、すでに140字ギリギリまで記入している方は難しいです。しかし、まだ文字数に余裕がある方は記載してみてください。

ツイッタープロフィールに採用ページのリンクを貼る

採用ページがあれば「採用ページはこちら」とツイッタープロフィールに記載するとさらに効果が上がります。

ツイッタープロフィールにURLを記載すると自動的にリンクになってクリックすれば飛ぶようになります。
これを利用して「採用ページはこちら」と書いて採用ページのリンクを貼ることで自然な流れで採用ページに誘導することができます。

採用のためのツイッターアカウントを作るのもおすすめです。
美容室の様子を写真と一緒に投稿すれば、どんな美容室かイメージできます。
「この美容室で働いたら楽しそう」と思ってもらえたら完璧ですね。

インスタグラムの投稿文に美容室の求人内容を含める

インスタグラムの文字数は、ツイッターと違い、2200文字が上限です。
そのため、毎回の投稿に求人情報を記載することができます!

以下のように、必要な情報を書いて毎回のインスタグラム投稿に含めることで美容師募集していることを伝えることができます。
ーーーーー
美容師募集中
勤務場所:
採用条件:
採用担当:
電話番号:
詳しくはホームページの採用ページにアクセス!
ーーーーー

ただし、ご存知の通りインスタグラムの投稿にはURLを記載してもリンク化されないので要注意です。

美容室の店舗スタッフに紹介してもらう方法

店舗スタッフに紹介してもらう方法です。
一般的にはリファーラル採用と呼ばれている採用手法です。

リファーラル採用のメリット

  • 優秀な人を連れて来てくれる場合が多い
  • すぐにやめづらくなり定着率が上がる
  • 採用コストを抑えられる

などが挙げられます。

リファーラル採用を行う場合には、紹介者と応募者にそれぞれ謝礼と祝金を支払うようにしましょう。
その方が、紹介者も紹介しやすいですし、紹介された方も嬉しいです。それに、求人サイトを使うことを考えればかなり安く済みます。

専門学校の先輩後輩の繋がりや、前職の同僚の繋がりなど、スタッフには何かしらの友達や知り合いに美容師はいると思うので「美容師増やしたいと思ってるんだけど、いい人いない?」などと、スタッフに相談を持ちかけると紹介してもらいやすくなると思います。

そもそもどんな美容師を探しているの?

これまでは、美容師から応募をもらうための方法についていろいろとお話ししてきましたが、あなたが欲しい美容師さんはどんな方ですか?
例えば、「20代のこれから成長が期待できる若い美容師」や「歴10年以上のベテラン美容師」など、どんな美容師さんを採用したいかによっても採用・求人のやり方は異なってきます。

もし、なかなか採用できないような美容師さんが欲しい場合は、求人サイトを使うというのも1つの手です。もちろん採用コストは高くなりますがその先にあるリターンが大きければ求人サイトを使うのもありです。

若い美容師さんであれば、美容専門学校へ赴き説明会を開かせていただくようなことも考えられます。

マーケティング的な発送ではありますが、このように誰をターゲットにするかによってやり方は変わってきます。

美容師さんはどんな美容室に入りたいのか?

様々なアプローチをして美容室が美容師を求めていることが認知されたとしても、美容室に魅力がなければ美容師さんは来てくれません。
「美容室の雰囲気がいい」とか「福利厚生や報酬が良い」、「教育制度がしっかりしている」、「有名な美容師を数多く輩出している」、「勤務時間が日中のみ」など、美容師さんが行きたいと思えるような美容室でなければなかなか美容師さんは来てくれないと思います。

まずは、美容室が美容師さんにどんなメリットを提供できるのかを考えてみましょう。美容師が来たいと思うようなメリットが揃えばそのメリットをメッセージにして職を探している人に伝えましょう、

まとめ

求人サイトを使わない美容師採用の方法についてお話ししました。
他店の美容室でもSNSやホームページで求人しているところがあると思うのでそういったところを参考にぜひ、求人サイトを使わない採用方法も行ってみてください。
最終手段として求人サイトを使うという方法でも良いと思います。