美容室ECって何?と思ってこの記事を見に来ている方も多いと思います。
この記事ではECとは何か?や美容室のECの使い方、費用をかけずに美容室がECサイトを持つ方法についてお話します。
個人の美容室だと、出荷業務が発生してしまうので美容室ECを始めるのは、あまりオススメできないかもしれません。
先日こんなツイートをしました。
#美容室 もEC(ネットショップ)を持つ時代
シャンプーなどをネットで売ったり、
カットやパーマなどのギフト券を販売したり、
いろんな使い方ができるECBACEなど使うと無料で簡単にはじめられます。
コロナの第2波に備えてECサイトを作っておくのもありかもしれません。
— Comehere for Salon-美容室向けホームページ制作 (@come_salo) June 4, 2020
この記事の内容
美容室EC(ネットショップ)の始め方
そもそもECとは何?という方も多いと思いますので、ECの説明からします。
ECとは?
ECとは難しい言葉で言うと、 EC(electronic commerce)電子商取引の略です。Amazonや楽天などのネット通販サイトがこのECサイトに当たります。
簡単にいうと、ECとはネットショップのことです。そして、美容室のECとは美容室のネットショップのことです。
近年、インターネットやスマートフォンの急速な普及に伴い、ECの市場が拡大しています。
EC市場は2025年度に27.8兆円規模、オムニチャネルコマースは80.6兆円市場へ【NRIの予測】 によると
「BtoC EC(消費者向けEC)」の2025年度の市場規模は27兆8000億円に拡大すると予測している。市場規模は2019年度の約1.4倍に相当する。
と言われています。
このように、だたでさえかなり普及してきているネット通販ですが今後さらにネット通販は増えると予想されています。
そもそも、十数年前にはネットで服は売れないと言われていました。しかし、今日ではZOZOタウンのように衣服のEC会社が大きな成長を遂げています。今後、美容室でECを持つのが当たり前になる時代が来るかもしれません。
実は、美容室業界はあまりECが進んでいないと言われています。したがって今後の成長が注目されているのが美容室のECつまり、美容室のネットショップが今後増えてくると予想できるのです。
美容室はECをこう使おう〜美容室ECの使い方〜
美容室ECは主に2つの使い方がされています。
- 店販品の販売
- ギフト券の販売
1つ1つ解説していきます。
店販品の販売
美容室のお客様になかなか売りづらいものの代表例が店販品ですよね。
この店販品をネットショップで売る使い方です。
美容師のネットショップの特徴は、その美容室が推奨している商品が売られることです。
髪の専門家である美容室が推奨する商品ならお客様は多少高くても買いたいと思うのではないでしょうか。
また、施術後にスタイリング剤をつけることがあると思うのですが、その時に使われたスタイリング剤の使用感がよければそのスタイリング剤を普段から使いたいと利用者は思います。(私は思ってました。このスタイリング剤欲しいなって。)そのスタイリング剤が美容室のネットショップで売られていれば利用者は買いたくなります。(私は買っていたと思います。きっと、、、)
また、ポイントカードのポイントがたまったお客様にプレゼントした店販品をネットでも販売していることを伝えるとお客様は買ってくれるかもしれません。
店販品は美容師さんも売りづらいし顧客も買いにくい場合も多いと思うので、ネットだとこの売買のしにくさが緩和されるかもしれませんね。
ギフト券の販売
誕生日や父の日、母の日に、利用できるのが美容室のギフト券です。
ECサイトでギフトを買って、購入番号を店に伝えるとギフトとして使えるようにしたら便利ですよね。
「ヘッドスパ」や「シャンプー&ブロー」「ヘアセット」などは、カットやパーマなどに比べ値段も安く多くの人が利用し安いです。単価は低いものの、ギフトをもらって来店した方がその美容室に通うようになることを狙ってギフト券販売するというのもありかもしれません。
美容室ECへアクセスしてもらうために
美容室ECにアクセスしてもらうためには、ホームページでECサイトを紹介する、ブログで発信する、SNSで発信するなどがあります。
店内にECサイトの案内ポスターを貼る
まずは、店内にECサイトの案内ポスターを貼ることをオススメします。
というのも、店内に貼ることが一番顧客の目に入るからです。
ECサイトのポスターを作りURLやQRコードをポスターに含めておけば顧客はアクセスして見やすくなります。
ホームページでECサイトを紹介する
ホームページでECサイトを紹介するには、美容室ホームページのトップページにバーナーを設置すればOKです。
バーナーにネットショップの案内を書けば興味がある人はネットショップにへアクセスしてくれます。
また、ホームページのヘッダーにECサイトのボタンを追加するのもありです。
ブログで発信する
商品ごとにブログで解説すると販売に大きく貢献してくれます。アフィリエイトなどは、記事で商品を売っているのでそういった記事を参考にすると良いかもしれません。
商品の良いところや、商品を使った時の感想などを書くとお客様も買ってくれるようになると思います。
SNSで発信する
商品入荷時にSNSで発信するなどをすればECの認知度も上がります。
定期的に商品紹介するのは顧客にとってまた広告かという風な印象を持つ場合もあります。そのため、高頻度で商品に関する投稿をSNSで行ってしまうのはNGです。
ECを始めるならこのサービス
おすすめのECサービスはBACEです。
こちらからサイトにアクセスできます。
BACEサイト
BACEの良いところは、以下です。
- 無料で始められる
- 月額無料
- 使いやすい
無料で始められますし、月額も無料なのでどの美容室でもすぐに始められます。
ショップデザインのテンプレートも複数用意されているのでデザイン性も安心だと思います。
美容室ECの注意点-管理業務と出荷業務が発生してしまう
美容室ECの注意点それは、ネットショップの管理業務や出荷作業が発生することです。
ただでさえ忙しい美容室なのにネットショップの管理業務や出荷作業が発生するとさらに忙しくなってしまします。
そのため、美容室の業務に余裕がない場合はネットショップを始めるのはやめた方が良いでしょう。
もし、少し美容室に余裕があったり受付専門のスタッフがいて時間に余裕がある場合にはこういった美容室ECを始めるのはとてもオススメです。
まとめ
今回は美容室のECについて紹介しました。
まだ美容室の多くはECを始めていないのでこの機会にECを始めて見るのもありかもしれません。