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美容室集客の考え方


こんにちは、すがはらです!

美容室経営者が一番頭を悩ませる問題が集客です。
どうやったら集客ってできるんでしょうか。

今回は、美容室集客の考え方をご紹介します。

この記事の内容

美容室集客まずは提供するサービスの確認から

集客を始める前に確認しておかなければならないことがあります。それは美容室のサービスが魅力的かどうかということです。美容室のサービスが魅力的でない場合は、いくら集客してもお客様は来てくれませんし、来てくれてもリピーターになってくれません。

集客コストの垂れ流し状態になってしまいます。無駄なく集客を行う前には、本当に美容室のサービスがお客様から選ばれるものなのかを確認してみてください。

確認するときのポイントは、2つです。
お客様が求めているものを提供できるか?
競合店が立ち並ぶ中でお客様が自店を選ぶ理由は何か?
この2つです。

この2つに答えられない場合はお客様からみて魅力的な店ではないため、集客コストの垂れ流しになる可能性大です。

美容室集客は逆算と改善で行う

まずは、目標設定する

まず、美容室に集客したい人数を決めます。
月にあと何人集客したいか、1営業日あたり追加で何名のお客様に来て欲しいかを決めます。

目標を達成するためにどうしたら良いか逆算して考える

先ほど、集客したい人数を決めました。

その人数を集客するにはどうすれば良いか考えます。
例:

  • 提供サービスを変えてみる
  • 美容室掲載サイトに掲載する
  • 検索広告を出す
  • 立て看板を店の前に置く
  • ポスティングする
  • SNSを使う
  • 休眠顧客を掘り起こす

などなどです。
こちらは一例ですが、いろんな方法が思い浮かびます。

また、それぞれの集客方法を使うと
月にどのくらいの集客が見込めるかを予想します。

それぞれの集客手段の集客量の合計が全体の集客目標に到達していたらOKです。

関連サイト

カカオナビ 目標の逆算とは? 目標達成のために知っておきたい思考術について 
https://www.kaonavi.jp/dictionary/mokuhyo_gyakusan/

考えた集客手段をPDCAで回す

先ほど考えた、集客手段を実行に移します。

PDCAとは、
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な改善を行う手法です。

P:計画(Plan)
D:実行(Do)
C:評価(Check)
A:改善(Action)

先ほど考えた集客手段がP(計画)にあたります。

計画を立てたら、実際に実行してみます。これがD(実行)にあたります。

次に実行の結果をC(評価)します。
どの集客手段からどのくらい集客できたのかを確認します。

次に改善を行います。
評価のデータを元に、どうしたらもっと集客できるのか
集客手段の見直しやそれぞれの集客をどのくらいやるのか配分を再検討します。

改善できたら再びPDCAの順でぬ行います。
PDCAを回し続けることで、徐々に集客の効果が上がりますし、
集客に割く時間や費用を効率化させることができます。

関連サイト

カカオナビ 【もう時代遅れ?】PDCAとは? 致命的な問題点、失敗する原因、企業事例
https://www.kaonavi.jp/dictionary/pdca/

グロービス知見録「PDCA、すばやく効果的に回せていますか?」
https://globis.jp/article/196

集客コストと費用対効果

集客コスト

集客するときに集客コストについて考えていますか?

集客コストとは、1人集客するためのコストのことです。

1万円かけて検索広告を出して、その結果5人お客さんが来たら
集客コストは2,000円になります。
広告費 1万円 ÷ 集客数 5名 = 集客コスト 2,000円

掲載サイトに掲載して1予約1000円の場合は、
集客コストは1,000円です。
予約成果報酬 1,000円 ÷ 集客数 1名 = 集客コスト 1,000円

この集客コストを考えずに、美容室掲載サイトに掲載していたり、広告を出していたりすると、経費の大きな無駄に繋がっている可能性があります。

定期的に集客コストを算出し、集客手段の改善を測ることで集客費用を抑えることができます。

集客コストを考えるときには長期的な視点も必要です。

価格が20万円のホームページ作成が高額だなと思った場合でも、
ホームページから毎月10人集客できて、5年間ホームページを使ったら、
なんと集客コストは333円になります。
ホームページ価格 20万円 ÷ 月10人 × 5年 = 集客コスト 333円


短期的には高額だなと思った場合も長期でみると安くなる場合があります。
集客コストを考えるときには、長期と短期双方の視点から検討するようにしましょう。

費用対効果

集客コストについて見てきましたが、そのコストに対して効果は見合っていますか?

美容室の場合、新規顧客と既存顧客の集客があります。

新規顧客を集客する場合、たとえ集客コストが1,000円だったとしても、
そのお客様が2ヶ月に1回来店してくれるリピート客になれば、
1年で見たときの集客コストは、100円以下になります。

このように、集客を考えるときには集客コストが高いか低いかだけでなく、費用対効果の観点から見てどうかという視点も必要です。

ちなみに、
美容室(美容院)の掲載サイトからクーポン目当てで来客する方はリピート率が低いと考えられます。なぜならその方は良い美容室だから来ているのではなく、価格が安いからその美容室に来ているからです。2回目以降は価格が通常料金になるため再来するお客様は少ないと言えます。

SNSやホームページのブログなどを見て来たお客様は、しっかりと美容室やスタッフさんのことを見てきている方が多いためリピーターになってくれ安い傾向にあると考えられます。

是非こういった、費用対効果を考えて集客手段を選びましょう。

まとめ

  • 美容室集客まずはサービスの確認から
  • お客様に求められるサービスになっているか
  • 競合と自店がある中でお客様が自店を選ぶ理由があるか
  • 集客目標から逆算して集客計画を立てる
  • 集客はPDCAで改善し続ける
  • 集客コストを考えて集客する
  • 集客コストは短期と長期の視点で考える
  • 費用対効果を考える
  • 新規顧客のリピート率が悪いと費用対効果が小さくなる
  • 費用対効果の小さい広告手段はやめる