美容室に必要なインナーブランディングで偉大な美容室を実現しよう!

今回は美容室のブランド力を高めるために必要な「インナーブランディング」についての記事です。
インナーブランディングという言葉は聞き慣れない言葉かもしれません。
しかし、美容室にとってはとても重要なキーワードなのです。
今回は、このインナーブランディングについてお話していきます。
この記事の内容
インナーブランディングとは?なんなのでしょうか?
通常、ブランディングと言うと多くの方はお客様に対してのブランディングのことを考えます。
商品やサービス、会社をブランド化しそのブランドを多くのお客様に知ってもらおうと認知を広める。
これが多くの人が考えるブランディングなのではないでしょうか?
一方、インナーブランディングは社外ではなく社内向けのブランディンのことです。
美容室で言うと、美容師さんやスタッフ向けのブランディングということになります。
インナーブランディングのメリットは様々ものがあります。
さらに、お客様向けのアウターブランディングも同時に行うと効果が高まります。
インナーブランディングは次の方法で進めていきます。
この3ステップを行います。
まずは、現状把握が必要です。社員が自社のビジョンや理念についてどのくらい理解しているのかや、現場で思う本音の部分を聞き出し現状どのような課題があるかを把握します。
アンケートをとったり、一人一人面談を行いヒアリングする方法もあります。
この時、お客様からの聞き取りも重要です。どのような美容室になって欲しいのか、こんな美容室があったらいいなを聞き出します。また、お客様からのクレームも重要な材料となります。クレームの対応記録があれば何が原因でクレームになっている中を把握するようにしましょう。
この現状把握でどのようなビジョンや理念が必要なのかを明確にしていきます。
現状を把握した上で必要となる理念と行動指針を策定します。
過去に理念と行動指針を作っていた場合は、見直しを行います。
数人のチームで作っても良いですし、経営者が作っても良いと思います。
策定した理念と行動指針を社員に伝えます。伝え方は様々な方法があります。
文章を書き、社内メールで伝えたり、ビデオを作成したり、インナーブランディング用のホームページを作成したり。
経営者が直接言葉で伝える方法もあります。
一番重要なことは伝わることなので、伝わったかを確認しながら社内に浸透させていく必要があります。
伝えた後に、反応が返ってきて理念や行動指針を修正することもOKです。
インナーブランディングにおいては、美容室にとってより良い理念や行動指針を作りそれを、スタッフに伝え浸透させることが重要です。そのため、必要に応じて柔軟に作り直すことも必要です。
まず、社員が納得していないことを無理やり押しつけないようにしましょう。
理念や行動指針は一部の人が策定しますが、それを社員の方に押しつけてしまうと逆効果になってしまいます。
なぜ、その理念でその行動指針が必要なのかをきちんと説明し、社員の方に理解や共感をしてもらうようにしましょう。
次に、インナーブランディングの伝える部分は定期的に行う必要があります。
人は忘れる生き物です。理念や行動指針を印刷して張り出したり、理念や行動指針について定期的に説明したりディスカッションしたりして、社内での理念浸透や行動指針を浸透させ続けるようにしましょう。
ブランディングに関する記事はこちら
ブランディングをするうえでインナーブランディングはとても重要です。
インナーブランディングとアウターブランディング同時にやることで相乗効果が期待できます。
ブランディングをやる際にはインナーブランディングも合わせて行うと良いですね。